第4部

「…始まったか、人を守るものと妖怪を守るものの戦いが」
「そのようですな」
「だが、しかし、どちらが勝つにしても、人も妖怪もそしてこの世界も滅びる運命。最後の勝者は、我らよ」
「仰せの通りに御座います・・・わが主」
「我らは我らの力を無駄なことに消費せず、
わが神が降臨されるそのときまで、あのものたちが力尽きるまで戦いあう様を、高みの見物としようではないか。くくく・・・」
「はい、”冥王”さま・・・」

作画、シナリオ・どべさん
「ところで・・・冥王さま的にはどちらが勝つと思われますか?」
「・・・フッ。確かに黄鬼神・・・キングイェーガーは最強の鬼神。だがしかし“最強”であって“無敵”ではない。致命的な弱点があるからな。」
「致命的な弱点・・・ですか?あ!もしかして合体ロボによくありがちな“合体可能時間が短い”とかですか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・すいません。」
イェーガー「イセキ・・・まずいぞ・・・このままでは。」
イセキ「・・・ああ、わかってる。さすがにゲンガーとガシャドクロの2体を一度に相手にするのはキツいな・・。」
イェーガー「やはり・・・“輝道合神”するしか」
イセキ「いや、だめだ。それだけは・・・。とにかく今は耐えるんだ。」
夏人「妖怪を守る・・・それが僕の・・僕たちの正義・・・。」
ゲンガー「ならば黄鬼神ッ!オマエの信じる正義を見せてみろッ!!」
夏ゲ『オーガ・ドライブ!!』
夏人「貫けッ!!ステルスゲンガー!!!」
イセキ「・・・“オーガ・ドライブ”!?まずいな・・・。まさか既に使えるようになっていたなんて・・・。」
イェーガー「イセキ・・・やばいぞ!避けられない!!」
イセキ「・・・くっ」
“絆”の力が黒き鬼神に新たな姿を与えた!
文字通り、鬼を殺す“剣”の姿を・・・!



作画、シナリオ・青い人。さん
イセキ「く・・・仕方ない。イェーガー、輝道合し・・・」
?「そこまでだ!夏人!!」
イセキ「!?」
夏人「この声は・・・問答か?」
問答「よく分かんねぇけど、あれってステルスゲンガーだよな?
何か前見たときよりずいぶんと細長くなってるような・・・」
オウガー「っていうか剣だな。剣。あの形は。」
問答「剣?あー・・・わ、分かってたさ!ロンモチ(死語)!」
イセキ「蒼鬼神・オウガー・・・。
あの姿・・・ついに永き“封印”・・・いや、“呪縛”が解けたということか。
やるな、多木問答君!」
夏人「ゲンガー・・・」
ゲンガー「了解。蒼鬼神・・・ッ」
問答「さぁて・・・それじゃあ早速、行くぜ!オウガー!」
オウガー「おう!もうこれ以上姐さんを悲しませるワケにはいかない!!」
問オ『真・鬼道合神!!』


作画、シナリオ・青い人。さん
もん「聞けッ!!夏人、俺達が真に戦うべき相手は、
他にいるはずだ!・・その妖怪も、操られているに
過ぎないッ。」
夏「・・・・」
おうが「うおっ、問答、今の奴等に
何言っても無駄だぜ!」
もんど「そのようだな・・
ならばとりあえず叩きのめす!!王我システムッ!!」
めいお「蒼鬼神・・なかなかに早い目醒めだ・・
多木問答、見込みがあるな、確かに。」
手下A「帝(みかど)の復活も、近う御座いますね・・」
めいお「はは!!これから楽しくなるな、手下A!
いや、
・・そろそろ密偵ごっこも終わりだ。
唐山 椿。」

作画、シナリオ・ドアー
めいお「ふふ・・四神たる鬼目醒めしとき・・
全ての鬼の始祖たる、帝もまた目を醒ます。
その力を取り込んだ時、私は最強の存在に・・・」
椿「そうはさせない・・既にッ、
こちらの迎撃体制も完了している!!
渋沢博士の提唱した、超鬼道合神計画が!!」
めいお「ふははははは!?
そんなものが意味を為すとでも思っているのか!!
知っているのだろ?「あれ」は不可能なのだと!
見ろ、今あそこで互いに殺しあっている鬼どもを!
まるでバラバラじゃないか!」
「わかっていないわね・・
問答君も、夏人くんも、やる時はやる子なのよ!
・・・
冥王・渋沢 玄黒、倒れるのはあなただ!!」

作画、シナリオ・ドアー
冥「ふん・・・貴様も”鍔姫”の名を継ぐ者なら鬼共へ怨みの一つも有るだろうに・・・
・・・それと、妖怪に付けられた傷だそうじゃないか、その血の通わぬ腕は。
鬼も妖怪も全て滅ぶ・・・貴様も望んだんじゃないのか?」
椿「生憎歴史の授業はキライなんです、頭悪いから。 それに、この腕は私の責任だ、別に誰かを恨んでなんかいませんよ・・・鬼も妖怪も、過去の因縁だろうが関係ない、私はただ、”今”を生きている全てを守りたい・・・それだけだ」
冥「・・・まぁいい、今更貴様が何をしようと復活は止められはせんさ、大人しく指をくわえて見ているんだな」
椿「解ってないな、アンタは」

作画・シナリオ、亮さん
椿「!攻撃が届かない・・!?」
冥王「ハハハハ!無駄無駄ッ!!
我が「シャドウゲンガー」の影の能力ある限り、
私に攻撃が届く事は無い!!」
椿「くっ・・」
冥王「その大層な鋼鉄の拳でヒーローまがいの事を
してきたようだが・・届かなければ無意味だろう。
まだ頑張ってみるか?鍔姫様。」
椿「なんのっ・・私はまだまだ・・これからですよ?」

作画、シナリオ・ドアー
夏人「オオオオオ!!サーヴァントよ!
我を構えよ!鬼導合神!!!!!」
問答「仕掛けてくるッ、
まぐなちゃん、マグナー07EX射出頼む!
まぐな「壊したら殴るよッ。」
オウガー「鬼道合神、真・ドリルユニット!!」
羅天「見事だッ問答君!!
ドリルこそ漢の武器ッ!!!!」
まぐ「・・いたんですか、博士・・」

作画、シナリオ・ドアー
マグナオウガーとステルスゲンガーの戦いに
決着が付こうとしていたその頃・・・・
「ふふふ・・・ついに、ついに完成じゃ!
レッガー版王我システム・・・名付けて烈雅(れっが)システム!
これでワシもあの問答のようにほぐあ」
ドサッ
「・・・・ごめんなさい、おじいちゃん。でも・・・
レッガーはいつも私のために戦ってくれたから。
今度は私がレッガーのために・・・
レッガーを救けに・・・行ってあげたいの。」
「私はキカイだから、問答おにいちゃんみたいに
レッガーの中に行けるか分からないけど・・・・。
お願い!れっがシステム!!私をレッガーのところに連れて行って!」

作画、シナリオ・青い人。さん
一方そのころ。
冥王の放つ悪意を受けて
暴れ回る妖怪たちを沈静化するため、
戦い続ける4人組がいた。
「・・私ともあろうものが、こんなヒラヒラしたものを
着て戦うハメになるとは・・・」
「まあまあ、日当1万円ってのを考えたら、
おいしい仕事じゃない!」
「そうでござるよ。めいどふくというのを着るのも、
良い経験だと思わねば。
それに、よもやあの伝説の
封鬼、「冥土の古典」と一緒に戦える日が
こようとは・・。」
「・・あんどうは色んな意味で楽しそうだな。」
「さちさんはその猫耳カチューシャのお陰で
いつものようにアニマルアーツで戦えるんだ・・。」
「そうっぽい。」
「・・まあ、なんでもいい!とっとと終わらせるぞ!!」
彼女達はまだ知らない。バイト代は
4人分合計で1万円だということを・・

作画、シナリオ・ドアー
・・・・
もんど「結局、ドリルは壊しちまったな・・・
やれやれだ。」
おうが「だが、俺達の勝利だ・・」
夏人「・・・問答ッ!!
答えろ!お前は、何故戦っている!!
でしゃばって・・全てを滅茶苦茶にして・・
お前の正義とは何なんだ!?」
問答「俺は・・確かに成り行きでここまで来た。だが、
俺が戦うのは今も昔も、中村荘を守るため。
それが、結果的にこの街を守る事にも
繋がっている。」
夏人「・・問答、本当はわかっているんじゃないのか。
彼女はもう、あそこには帰ってこない・・。
・・この世界に存在しているかも、わからない・・。」
問答「・・
ふっ、中村荘ある限り、また会えるさ。
・・たえちゃんには。
管理人がいなきゃ締まらないだろ?」
夏人「・・・・」
問答「その日が来るまでは、俺がしっかり
しなくちゃならないのさ。」
夏人「すぐ近くにいる者達を守れる力・・
僕が欲しかったのは、それだったのかもしれない。
・・力を貸すよ。問答。・・そして・・」
僕は、僕自身の戦いを続ける・・・


作画、シナリオ・ドアー
椿「くっ・・う・・、ああ!!」
玄黒「すぐには潰すなよ。シャドウ。
くく・・姫様ぁ?さっきまでの威勢はどうしたのです?」
椿「・・ここで私が倒れようとも・・
問答君たちが、必ずあんたを・・!!」
玄黒「あは!・・この期に及んでまだそんな事を・・
実に健気だ!が、
現実はこの通りだ!!ヒーローなど現れん。
さよならだ、唐山 椿よ!!」
問答「それが・・来るんだな!!!!」
ドン!
玄黒「・・それも・・いい。」
夏人「椿さん、遅れてすまない!!」
椿「遅い!!
・・と言いたいとこだけど・・
ヒーローは・・遅れてやってくるってね。二人とも、かっこ・・よかったよ。」
オウガー「玄黒ゥゥ!!」
玄黒「ふ・・軽く1000年ぶりだな、蒼応!時を越えた再会、感慨深いものだなぁ!!」
問答「こいつ、坂上の山で会った・・オウガー・・!!」
お「わかっている・・・。大丈夫だ。オレはもう怒りに任せて暴走したりなど、しない・・が、
玄黒・・・ッ。オレはまだ・・・貴様を許してはいないぞ!。」

作画、シナリオ・青い人。さん
加筆・ドアー
「ファハハハハハ!!
挑んでくるが良いッ!!蒼応!多木問答!!そして、」
「・・・」
玄「・・人間・大川夏人と交感する事で、
自我を獲得し、真・鬼神の一体として覚醒するとは。
実にイレギュラーな事態だ。
面白いぞ。サーヴァント・ステルスよ。」
問「ッ、あのゲンガーも、奴のサーヴァントとして
作られた鬼神だったのか・・」
ゲンガ「我は・・ステルス『ゲンガー』」
夏「元が何者であろうとも・・・
ゲンガーの魂は偽りじゃない!!
それは、僕が一番良く知っている!!」
玄「ふん。喚くがいい。いずれにせよ貴様らを倒し、
その力を支配する。
この玄黒・シャドウゲンガーがな!!
ステルスなどではない・・実体無き
影を知るがいい。」

作画、シナリオ・ドアー
レッガーの精神世界・・
ず「そんな・・じゃあ、全ては・・」
れつ「・・真の朝敵は蒼応ではなく、
玄黒の方だった・・。
姉上の死に逆上し、都を焼き払った鬼・・・
それもまた、玄黒に仕組まれた濡れ衣・・」
ず「・・・・」
れつ「私は・・薄々気づいていたのかも・・いや、
結局は蒼応を信じてやる事が出来なかったのです・・。
そして坂上の山で、あいつを・・」
ず「うん・・もう、いいよ・・。
それをずっと抱えてきたんだ・・。」
・・・・
ず「帰ろう。レッガー。そして謝ろう。
蒼応・・オウガーにさ。」
れつ「ズゥ・・様?」
ズ「今はそれしか思い浮かばない・・兄弟だもの。
・・オウガーって能天気だから、案外あっさり
許してくれるかもしれないし・・。
って、私も人の事言ってないで、あのコ達と
仲良くならなきゃいけないけどね。
だから、一緒に・・・」
れつ「ズゥ様・・感謝致します。」

作画、シナリオ・ドアー
と「もう止めはせん・・・。マグナーガルーダは改修済みだ・・・。行くがいい。」
ず「ありがとう・・・おじいちゃん。いこう、レッガー。問答おにいちゃんたちの所に!」
れ「ああ!・・・博士、ありがとうございます。」
と「ふん。・・・・ズゥに怪我でもさせたら許さんからな。」
れ「了解。行ってまいります。」
ず「おじいちゃん、いってきます。」
『真・騎道合神!!』

作画、シナリオ・青い人。さん
おうが「ぬおあああああッッッ野郎!!」
もんど「攻撃に・・見境ってもんがねえのか!」
夏人「くっ・・回避で手一杯だ・・」
玄黒「フハハハハハ!!!回避ィィ!?
本当に・・それで良いのかな?」
ゲンガー「夏人・・!」
夏人「しまった・・!!我々が避けたら・・
坂上の町がッ・・・!」
・・・・・!!
問答「これは!」
玄黒「キング・イェーガーの・・・
絶対防御陣かアアアアアッ!!!
イェーガー「輝道合神・・」
イセキ「キングイェーガー、推参!
・・シャドウゲンガーが全方位攻撃なら、
こちらは全方位防御といったところかな・・
キングイェーガーは限定的条件下
において最強の存在・・
その真価は後方支援にあり、という事さ。」
イェーガー「今のうちにケリをつけるんだ、
オウガー。我々が『王』でいられる時間は、
そう長くはない!」
オウガー「ああ!!
・・だが、一つ、教えてくれないか。
あんたは・・『誰』なんだ?」
イェーガー「私は、私・・
いずれわかる事さ。」

・・・・・
遠い昔・・・
坂上の地に、ひとつの巨大な鉄の塊が
飛来した。それは自らの意思を持つ、
まさに金属生命体と呼べるものであった。
『それ』は落下の衝撃により地中深くに
身を埋め・・
身体を構成していた生態機械は大地に、樹木に、
水に染み込み、やがてこの地に妖怪・封鬼、そして
鬼人といった特殊な力を持つ人や動物を
生み出すこととなる。
・・人々は偉大なるその存在を、『帝』と呼び
崇め、祀った。強大すぎるその力は、
争いの火種となる事も、少なくはなかった・・
古典「・・ズゥちゃんとレッガー、
間に合うといいですねえ・・。」
ラテン「そうだな・・・
・・渋沢玄黒、我らの始祖との因縁も、
もうすぐ終わる。
彼らが、終わらせてくれる・・。」
古典「因縁か。・・私はあまりそういうの、
気にしないけど・・・
やっぱ利用した・・って事に
なっちゃうのかな。
・・ところでラテンお兄様、そのカツラ、
いつまで付けてるんです?」
